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『ハナヤマタ』3,4話

3話

 ハナの視点からの展開ですね。2話がヤヤちゃんの視点だったことを考えると視点を動かしていって全体像を捉える感じでしょうか。12話で特別なキャラとして描かれていたハナの視点から見たなるやヤヤがどんな風なのか。なぜハナはよさこいをするのか。それが印象的に描かれていたと思います。ヤヤの視点からもそれは描かれてます。視点替えの利点ですね。これは下手にやると軸がぶれて何の話をしているのかわからなくなるのですが、『ハナヤマタ』はそこが非常に上手いです。今回はですから、なるは出番少なめな感じです。ハナをメインにしながらも、店長さんとの会話で、よさこいの細かな知識、なるがこれから衣装作りをしていくのかなと思わせる後の展開の伏線、次の話に繋がる多美の描写など、非常に高度な展開だと思います。

 

 

蛇足:冒頭まさかの007/サリー先生に質問する女生徒超かわいいな/サリー先生も大人の苦労感出てて良いですね/ハナが「おいしいです~」ってシーン「うんめーにゃあ」って思った人絶対いた/着物&少年服のハナがかわいい/いじけるなるがかわいい/さっきからかわいいしか言ってない

      脚組んで肘ついてるヤヤちゃんがいいんだよなー

 

 

4話

 3話で伏線を張った多美のお話。自分のやってみたいこと、やらなければならないこと。父親への思いと友達への思い。色んな要素が錯綜していて、しかもお姫様につぎはぎの人形とモチーフもかなり多い複雑な展開だったように思います。ストーリーの根幹としては多美を仲間に引き入れるということですが、その間の多美の心情描写が秀逸です。

 多美の心情変化のトリガーとなるのは、幼いころから面倒を見てきたなるの変化です。現状に疑問を持ち始めた時の「自分のためにやってるんでしょ?」という真智の問いかけ。これによって多美は自分が父親のためにしか物事をしてこなかったことに気づきます。真智は無意識に多美の歪みを喝破したわけです。ただ真智にとっては自分のために行動することが当たり前であり、多美の本当の歪みには届かなかったみたいです。その役目はなるに譲ります。

 4話での多美は自分のやってみたいことと、父親に好きでいてもらうためにやらなければいけない(と多美が思い込んでいること)との間で揺れ動いています。前半では前者に心が向いて、後半では後者に逆戻りしています。二つの間の矛盾を解決してくれたのは、関谷なるなのでした。真智が表現した「自分を受け入れてくれる人」というのは、弱さを見せない真智ではなく、その弱さを経験したなるだったのですね。

 少し前に『スタードライバー 輝きのタクト』というアニメが放送していました。その1話にこんなセリフがあります。

 

「やりたい事とやるべき事が一致したとき、世界の声が聞こえる」

 

4話の最後で、多美は友達の力になりたいというやるべき事と、よさこいをしてみたいというやりたい事が一致しています。僕はこの状態をスタドラにあやかって「世界の声が聞こえている」と表現しているのですが、『ハナヤマタ』でそれを可能にしてくれたのが、なるという存在ですね。なるもまた、1話でハナと出会うことで、よさこいという自己実現の手段を見つけました。なるもまた世界の声が聞こえているのです。

 

 4話で多美が仲間になりました。真智が仲間になるのはいつでしょうか。『ハナヤマタ』は基本、強そうに見えたキャラが実は弱さを抱えていて、その歪みを解決したとき仲間になるという方針なので、4話ではまだ強者だった彼女が仲間になるのはまだ先かもですね。その考えで行くとヤヤちゃんも解決半ばというところですし、ハナのトラウマみたいなのもいじるのか、気になるところは尽きませんね。

蛇足:ちょっと今回多美さんかわいすぎでしょ/多美のガチのファザコンに真智がドン引き(笑)/ヤヤちゃん最初のクールキャラもどこへやら/模試の過去問やってるのは相当ガチ勢/「女の子にあんなこと言われたのはじめて」って発言色々とヤバすぎるな/百合というよりレズっぽい雰囲気だよね/なるがちょっと王子様っぽかったね/なる=安西先生という指摘は的確だな//制服のセーターの裾が微妙に余ってる多美がかわいすぎる/この手の展開大好きすぎてつらい

  こういうポーズ普通にできちゃう女子高的雰囲気大好きですよ。